今日はマイクロプラスチック汚染のお話をしてみようと思います。
なぜそんな話題を想うに至ったのかというと、わが家の敷地内に何でこれがこんなところに…?と思うような場所に放置されたプラスチック製品、畑の支柱を括るのに使われていたビニールロープやボロボロのプランターの整理、廃棄に手をつけたところから、これってマイクロプラスチック?と思ったんです。研究者でも何でもないので、わたし自身はテレビのニュースだったりドキュメンタリーで見聞きして何となく知っている程度です。
そんな作業をしている中で思ったことです。
この記事をご覧の方の中にも触れた経験がある方もいるかもしれませんが、古いプラスチックってとっても脆くなるんですね。しかも経年劣化が激しいプラスチックは粉みたいになるんです。
畑作業をするときに支柱に残ったままになっていた古いビニールロープが、触った拍子に崩れて、本当にまさしく粉状に舞い上がった所をうっかり呼吸してしまって ”うわっ!!” となっちゃって….
こんな風に吸ったり、畑に混ざってしまって、もしかして育っていく植物に取り込まれちゃったりして食べてたりしたりしてないかなーと考えてしまいまして。
実際に人間がマイクロプラスチックでひどい健康障害が出たり、魚みたいに胃がプラスチックでいっぱいになって餓死するなんてことはまずないのでしょうが、体に良くなさそうなものが体内で蓄積していくのはあんまり嬉しくないなーと感じています。
大量消費時代の置き土産。
簡単にバキバキ壊せるようになった昔のお風呂のふたをゴミ袋に入れながら、物を増やすときはよくよく吟味して、使えなくなった先のことも考えて買うようにしよう。(下写真:砕けたお風呂のふた)
そして選べるのなら、自然の中にもし残されても腐敗して次の命の栄養になっていってくれる素材でできたものを買うことにしよう!なんてことを、細かく砕けたプラスチックの破片を拾いながら心の中で反芻していたのでした。
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