このページで分かること
イタリアンパセリってどんなハーブ？
・基本データ
・特徴
・効果、効能
名前の由来・エピソード
・名前の由来
・エピソード
イタリアンパセリの使い方
・お料理で楽しむ
イタリアンパセリってどんなハーブ？
基本データ
学名：Petroselinum crispm
科名：セリ科
分類：耐寒性二年草
別名：フレンチパセリ
原産地：地中海沿岸
収穫期：通年
特徴
日本で一般的に使われるパセリ(モスカールドパセリ)と違って葉が縮れておらず、平たく柔らかい葉がイタリアンパセリの特徴。普通のパセリよりも苦味が少なく、爽やかで強い香りがする。ビタミンやミネラルを豊富に含み、栄養価が極めて高いのも魅力。
効果・効能
消化促進
強壮
利尿
貧血予防
生理痛緩和
防腐
＊妊娠中の利用は要注意
名前の由来・エピソード
名前の由来
古くから岩場に自生することが多く、セロリに見た目が似ていたため、ギリシャ語で「石」や「岩」を意味する「petro」と、「セロリ」を意味する「selinon」から「petroselinon（岩場のセロリ）」が由来となったといわれている。
エピソード
ギリシャ神話ではパセリは幼いオフェルテウス王子が蛇に噛まれて流した血から生えてきたと言われる。また、農業神デメテルの娘で冥界の王妃ペルセポネに捧げられたとされたことから死と悲哀の象徴となり、葬礼や墓の飾りなど儀式用にも用いられた。
一方、月桂冠（ローレル）と同じように、スポーツ競技の優勝者にパセリで作った冠を与えることもあった。
イタリアンパセリの使い方
お料理で楽しむ
・相性の良い材料：野菜、シーフード、卵
サラダ、スープ、マリネ、ソース、卵料理、魚や肉の香草焼きなどにおすすめ。刻んでパスタやスープなどの仕上げに散らすだけで、彩りと爽やかな風味を楽しめる。長時間加熱しても風味が失われにくいため、他のハーブと束ねてブーケガルニにしてスープやシチューの風味づけによく使われる。ドライのものはフレッシュと比べて香味がソフトになる。
フレッシュなパセリを楽しみたい場合は、房のまま瓶に入れて冷凍保存すると便利。
瓶にはいった状態で、使う分だけ箸やフォークで上部を削ってそのまま料理に振りかければ、わざわざ刻まずに細かくなるので、簡単に彩りを添えらる。ジッパー付きの袋に入れて冷凍し、袋の上から手で揉んで細かくして使うのもよい。
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