【ハーブ図鑑】オレガノ/Oregano

このページでわかること

オレガノってどんなハーブ?
 ・基本データ
 ・特徴
 ・効果、効能

名前の由来・エピソード
 ・名前の由来
 ・エピソード

オレガノの使い方
 ・お料理に使う
 

オレガノってどんなハーブ?

基本データ
学名:Origanum vulgare
科名:シソ科
分類:耐寒性多年草
別名:ハナハッカ、ワイルドマジョラム
原産地:ヨーロッパ~アジア東部
収穫期:6~9月

特徴
独特な野生味豊かな強い香り。別名「ワイルドマジョラム」というように、マジョラムの仲間。
小さな丸みのあるハート形の葉や薄いピンクの小花をたくさんつける様子はとても愛らしい。

地中海沿岸では古くからポピュラーな存在で、特にイタリア料理に欠かせないハーブとして多用されている。古代ローマのアピシウスという美食家は自身の料理本に「オレガノはソースを美味しくするスパイス」という記述を残している。

花はドライフラワーやポプリの材料としてよく利用される。

効果・効能
消化
促進
殺菌
発汗
安眠
強壮
鎮咳
*妊娠中の利用は要注意

名前の由来・エピソード

名前の由来
オレガノの語源は「山の喜び」を意味するギリシャ語にあると言われる。ギリシャでは幸福のシンボルとされ、婚礼の際にオレガノで作った冠を新郎新婦がかぶる風習もあった。

エピソード
・ギリシャ神話では、オレガノは愛と美の女神アフロディーテが海の水から創り出し、太陽にもっとも近い山に植えたハーブとされている。

・医学の祖ヒポクラテスは、オレガノを洗浄剤や呼吸器系の不調に利用する薬用ハーブとして重用していたとされる。

オレガノの使い方

お料理で楽しむ
相性の良い食材:肉、トマト、チーズ、卵

トマトやチーズとの相性が良く、地中海料理や中南米料理に欠かせない。肉の臭み消しにも効果的。茎は硬いため、葉を摘んで使う。過熱しても香りが消えないので、煮込み料理にもおすすめ。

ドライにするとコショウに似たスパイシーな香りになり、料理に使いやすい。
よく香るので少量の使用が良い。

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